夏野陽向の日記

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日常への瞑想の応用(基礎編)

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瞑想とは何か

瞑想というと宗教的なもののように感じてしまいますが、実際は結構シンプルなものです。一言で伝えるなら瞑想とは「純粋に集中すること」です。逆に言えば集中することさえできていれば何をしていてもそれは瞑想になります。

もっというなら、瞑想というのは純粋に目の前のことに集中することで「他のことを考えないこと」になります。今まで散々話しましたが、考えないことというのが事態を悪化させないためにとても重要になってきます。「考えない力」を鍛える手段として、瞑想が大事になってきます。

今回は実践してすぐに役に立つような瞑想の方法をいくつか紹介します。

 

1 シンプルな集中

シンプルな集中はそのままの意味になります。今するべきことを決めて、そのことだけに集中するという方法になります。

例えば仕事中であれば、目の前の仕事に集中してみてください。時間を決めてこの間だけは集中するとよいです。そうするとどうしてもいろいろな思考や誘惑が邪魔をしてくると思います。その邪魔な思考や誘惑を無視して、ただ目の前のことに集中してみてください。本当に集中するというのは難しいのでもしかすると1分くらいしか続かないかもしれません。ですがその時間を徐々に伸ばしてみてください。

はじめは量よりも質です。なるべく集中していること以外の思考や物事を無視できるようにしてみてください。

この瞑想の方法は、仕事以外にも家事や趣味や読書、そして勉強に使えます。いろいろなものについて試してみてください。

 

2 今、自分にとって本当に役に立つことをする

2つ目は「今、自分にとって本当に役立つことをする」という瞑想です。1つ目と何が違うのかというとこちらはやることにジャンルを問わないということですね。

例えば1の瞑想で、この仕事を終わらせると決めたとします。そうすると途中で他にやるべきことが思い浮かんだとしても、今の仕事に集中しなくてはいけません。

逆に2の瞑想をする時は、役に立つことなら途中に思い浮かんだものでもなんでもするということになります。

時間を決めてしてみてください。1分でも3分でもいいと思います。この間は妥協せずに、自分が本当にやらなければいけないと思っていることに時間を使ってみてください。

短い間だとなんの意味もないと思うかもしれませんが、少しでも行動するだけで気持ちの面でのハードルがかなり下がります。

 

 

3 考える瞑想

何か一つのことに集中すると色々な雑念が浮かんできます。そうした雑念をはじめのうちは無視した方が良いですが、やがて耐えられないくらいに雑念は大きくなっていきます。

そうした時、その雑念と向き合うことをする必要があります。

それを瞑想にしたのがこの瞑想です。初めに向き合うとよい雑念や思考を簡単でいいので紙に書いておきます。そしてその思考について歩きながら集中して考えます。色々と試した結果、歩きながら考えるのが一番集中しやすいのでおすすめです。

初めに紙に書いた以外の他の思考が出てきた時は、元の思考に戻していきます。そして自分はどう思っているのか、相手の思考、など疑問を思い浮かべてひたすら頭の中で回答してみてください。わからなかったら適当にでいいので答えを出してみてください。

他にも先のスケジュールを考える時にも使えます。なるべく細かくスケジュールを考え、もし障害となりそうなことがあるなら、その対策も取るようなことを考えていく必要があります。

そしてしっかりと結論を出していると頭が整理され、雑念も減ってきます。

 

4 シンプルな瞑想

シンプルな瞑想は、文字通り普通の瞑想です。目を閉じ、あぐらをかき、息を1から10まで数えます。

はじめは1分から始め、できれば1時間にも挑戦すると集中力が上がります。

これをすると1~3の瞑想の集中力がかなり高まります。やってみれば分かりますが、退屈すぎて集中するしかないからです。

息を数えるのは果てしなくつまらないです。それを集中して、1時間するなんて正気の沙汰ではないです。逆に言えば、それに退屈を感じなくなるまで息を数えることに集中できているのです。

これが他のことに対する集中力に対しても応用できれば、大きな結果を得れることは当たり前になってきます。

 

4つの瞑想のバランスについて

みればわかると思いますが、1、2、3については完全に応用の話になります。普通の瞑想に関する話であれば軽く説明され、あまり重要視されない部分になります。なぜこの部分を先に説明したのかというと、どういう風に役に立つのかが分かっていると現実生活に応用させやすいと思ったからです。

私の推奨としては、1、2、3を初めに軽くしてイメージを掴んでから、4を実行していくと良いと思います。4の瞑想が一番大事です。

ただ4だけをしてしまうと、なかなか日常生活に応用できないので、必要を感じたらそのつど1、2、3に戻るようにしてみてください。それくらいが一番良いと思います。ある程度瞑想をすると精神的に不安定な時期が来ますが、その時期を超えるとかなり気持ちが安定してきます。それを覚悟の上、頑張ってみてください。

 

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