メンタルの状態が悪いと恋愛がうまくいかない、と前回も言いましたがどうしてそうなるのかについて話していきたいと思います。
先日（初めて）心理学の実験の論文を色々読み漁っていたのですが、そんな時に面白い話を見つけました。
関係安定性の指標であ る満足度、 コ ミ ッ ト メ ン ト、 継続予期について も それぞれ有意な類似度が確認 さ れた。
恋愛関係の相互作用構造と関係安定性の関連: 力ツプルデータへのぺア ワイ ズ相関分析の適用' ) 清 水 裕 士 ・ 大 坊 郁 夫 (大阪大学大学院人間科学研究科)
つまりは関係性の満足度と、相手に対する貢献、そして継続するだろうと予測していることはとてもよく関係しあっていたということです。
もちろん主原因が別にあり擬似相関の可能性はありますが、相手に満足していること、そして相手に何らかの利益をあげれることが関係がうまくいくための条件になってくることは十分に現実的な話です。
そして実際に私の占い師としての経験は、それを裏付けています。
相手に満足をし始めた途端関係は変わっていないのに急にうまくいき始めるケース、相手の望む関係を叶えてあげると急に恋人としてうまくいき始めるケースは多くみます。
逆に、相手に満足し始めて関係が悪くなるケース、相手の望む関係を叶えてあげて恋人と仲が悪くなるケースという逆のパターンは一度も見たことないです。
当たり前ですが。
相手に満足し始めること、そして相手の望む関係を叶えてあげること、そういったことがメンタルが不安定な時期にできるでしょうか？
実際、うつ病の患者は「私は」というような自分を主語に使う一人称が多くなったり、自分の話をよくする傾向があります。
そうした自分のことだけしか考えられない不安定な状態で相手の望む関係を考えることはとても難しいことになってきます。
少し補足しますが、うつ病の人がダメだというわけではなく恋愛関係が安定しづらいというだけなので注意してください。
そしてもう一つ補足ですが、相手になるべく満足しようと努力してるし、相手にとって望む関係になるように努力しているのに結果が出ないというケースであれば他の解決策を試してみることをお勧めします。
（多分）次回は、メンタルの状態を整えるにはどうすれば良いのか？ という話をしていきたいと思います。
あとついでですが先ほど紹介した論文では、マンネリ化を防ぐことと、接する時間が多いと関係が安定しやすいという風なことが書かれていました。参考までに。
接する時間を増やすのは、色々と弊害が起きる場合があるので私の占いを受けている人はアドバイスを重視してください。
