始めに
「原因」と「結果」の法則、という本を知っていますか?
あまり日本では知られていないようですが有名な本らしいです。聖書に次ぐ世界的なベストセラーといわれています。
かなり昔に書かれたことなので少し宗教的なところはありますが、とても示唆的な内容で面白いです。
最近書かれた本のようにテクニックではなく、とてもシンプルな法則がこの世界を支配していると書かれています。
あなたはいま、
「自分は環境に縛られている」と言いたいかもしれません。
あなたはいま、
より良い機会や、より良い生活環境を手にしたいと願い、
自分がいま置かれている状況の責任を、
不運という魔物に転嫁しているかもしれません。
もしそうだとしたら、
この本はあなたのために書かれたものです。
これから述べることを、
心の中にしっかりと焼きつけてください。
そして、内側の人生をより良いものとする決意をしっかりと固めることです。そうすればあなたは、
外側の人生のなかで手にしたいと願っている状況を、
やがてみごとに手にすることができるでしょう。
(「原因」と「結果」の法則② 推薦文)
簡単に、どういったことが書かれているのか
原因と結果の法則では、すべての自分の周囲で起きている問題の原因はすべて自分の心の中にある、という立場をとっています。
周りにある問題を改善するためには、まず自分の心を改善しなければいけない、と言っています。
目先の欲に囚われず、他人のために奉仕してこそ真の成功を手にする、とも書かれています。
投影の法則
投影の法則、というのはヘルメスの法則と呼ばれる法則の二番目の法則のことで、周囲の環境は自分の心の投影である、という法則です。
先ほど紹介した原因と結果の法則の内容の前提となる部分です。
おそらく本当にそうなのか、という疑問に思うことがあるかもしれません。
例えばある人との関係が上手くいっていないとします。この時、自分の心の中ではその人の悪感情を少しでも持っていないですか?
そしてその人への悪感情をすべて取り去ったとしたら関係が改善しはしないですか?
例えば勉強が上手くいかないとき、その科目に悪感情を持っていないですか? または勉強そのものに悪感情を持っていないですか?
そしてその悪感情を取り払って、なんのためらいもなく勉強するようになれば勉強が上手くいきませんか?
なるほど、と思う人もいればそんなことがあるはずもない、と思う人もいるはずです。
疑いの心を持った人は自分の問題に対してぜひ試してみてください。変わるはずです。
どの本がおすすめか
原因と結果の法則、という本は4冊あります。
実はまだ私は4冊目を読んでいないのですが、この中で一番おすすめなのが2冊目の幸福への道、です。
一番わかりやすく、実践的だと思います。
ただこの本自体がわかりやすく実践的ではない(と思う)ので、少し抽象的過ぎてなにを言っているのかわからない。
宗教染みている、と思うこともあるかもしれません。
ただそうはいっても、世の中多くに受け入れられている本、ということを考えてみてください。
終わりに
今回は書くことがあまりなかったので短くなってしまいましたが、これくらいで終わりとさせていただきます。
当たり前のことですが大切なことが書かれています。とても元気が出る本なのでぜひ読んでみてください。