はじめに
しばらく書いていませんでしたが、久しぶりに本について書いてみようと思います。
集中力に関する本です。
自分のなかで一番読んでよかったと思えた本なので共有したいと思います。
「ヤバイ集中力」という本です。正直タイトルをみると引いてしまいますが、中身は科学的な検証が十分にしてある集中力に関するテクニック集でした。
そして実践したところしっかりと効果がありました。
あまり占いには関係ないですが、何かを集中することで恋愛から距離を置くことができ、それが人間関係に良い影響をもたらすケースも多いです。
ぜひ他のことに集中したいという人はぜひ、買ってみてください。
とても気に入ったテクニック
集中力に関する食事は地中海食がよい
地中海食というとあまり馴染みはないですが、ようは魚や野菜を多くとるような食事のことです。ナッツ類やオリーブオイルなども取ります。
聞くからに健康に良さそうな食事です。本には具体的に集中力改善に効果があったという食材を紹介しています。
ただ本を読まなくても、体に良さそうな食材は得ることができると思うのでそれを取ってみることが大事です。
カフェインは最強
集中力改善に唯一強い効果があると認められているのはカフェインだということです。他は科学的証拠の乏しいものが多いそうです。
脂肪分を一緒にとると、カフェインの吸収を穏やかにする効果があり、カフェインの苦手な人は脂肪分を一緒にとると良いようです。
予測できる失敗をあらかじめ思い描き対策を立てておく(障害コントラスト)
これは思考力の話でも言いましたが、失敗を思い描いておきそれに対して対策を立てておくと集中力の阻害が少なくて済みます。
他の失敗をしたらその失敗に対しても対策を立てておきましょう。
失敗を直面したら、どう行動するかそういった自分へのプログラミングがとても大事です。
マインドフルネスのテクニック
マインドフルネスの集中力に使えるテクニックとして簡単で効果が高いと感じたのはムードスコアリングと、牧草地のメタファーですね。
ムードスコアリングは自分の欲求を数値化する手法です。
今、勉強をやめたい気持ちが40%くらいあるな、疲れているという気持ちが10%だな、続けたいっていう気持ちが5%しかないぞ。
あ、今度は続けたいという気持ちが15%くらいになってきた。
というふうに自分の気持ちを声に出して、実況する方法です。
そうすると前よりも自分の気持ちを客観的に評価でき、感情に振り回されにくくなります。
牧草地のメタファーは欲求に邪魔されず集中力を取り続けるイメージの例えです。
牛を飼っているとすると小さな檻の中に閉じ込めると暴れてしまいます。十分な広さの牧草地に放牧していくと牛は暴れなくなります。
もちろんこの牛というのは欲求の例えです。
欲求を批判しすぎない、少し欲求を認識して観察するだけで留めて放置しておく。そういった気持ちでいると集中力につながりやすいです。
おわりに
あまりすべてを書いても作者に悪いのでここらへんでやめておきますが、上のテクニックだけでもかなり集中力改善に効果があると思います。
ぜひ気が向いたら試してみてください。