夏野陽向の日記

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願望を叶える6つの力 4.人格力

はじめに

いままで幾つかの能力を見てきましたが、その中で一番身につけて欲しいと個人的に思っている能力です。他の能力はあまり他人のためにならないことも多いですが、この能力は他人のためになるような能力で、それが効いていくとあなたのために動いていきたいと思っていくようになります。

今回はいくつか有益だと思われるような人格力のテクニックを見ていきたいと思います。

 

 

執着しないこと

人格力で一番大事だと思っていることは執着しないことです。

 

少しこれは皆さんのイメージとは違うかもしれません。人格にとって一番大事なことは完全に正しい存在であることだと思っていることだと思っているかもしれません。

あなたがそう思うのであればそれも一つの人格の形だと思います。

 

ただ私が言いたいのは、自分の方が間違っていると思えばはじめの正しさに執着せず、すぐにもっと正しい正しさに変更できるような執着のなさが大事だということです。

自分が正しいと思うことをあなたはいつでも捨てられなければいけないということです。そうでないなら、時間が経ってその正しさが役に立たない時でも必要以上にこだわってしまいます。

 

少し分かりにくいので例を見てみましょう。

 

例えばある女性は彼氏との関係を改善するために話し合うべきだと考えています。彼氏にその内容を送りました。既読無視をされました。

そういった時ほとんどの方は、話し合いを持てば解決できるのに、自分の方が正しいのに、彼氏はわかってくれないと思います。

 

それよりもっと良い考えはないでしょうか? 自分の考えに執着していないでしょうか?

この考え方に執着しなければ、話し合いをしなくても彼との関係を解決したいという思いが残るはずです。そうなれば話し合わないでも彼との関係を解決する方法はないか考えます。

今は話し合わず待って、彼との仲をつなぎ止めた方が今後仲直りする可能性はあがるかも、という風に冷静かつ誠実に接しやすくなります。

 

考え方だけではなく、他のことにも執着しない方がうまくいくパターンは多いです。好きな相手、嫌いな相手、執着しないことにさえ執着しなければもっと良くなっていきます。

またこのことも時間があれば触れていきたいです。

 

自分が正しくても相手が正しいこともあること。

自分が正しいと相手が間違っていると思うことがあります。私自体もプライベートではよくあることですが、そういった態度で接していると関係が悪くなってしまう一方です。

 

人間正しさだけを追い求められるほど理性的ではないです。もっと感情的な生き物です。

 

ですのでそういう状態に陥ったとき私は、自分の考え方の悪いところ、そして相手の良いところを考えます。そうすると少し冷静になっていきます。そして関係も改善していくケースが多いです。

関係が改善していくと自分の意見も通りやすくなって行ったり逆にします。

 

そういった風に自分とは反対の考え方を自由にできるようになっていくことが本当に大事になってきます。

 

 

自分に悪意がなくても、相手を不快な気持ちにさせたら謝ること

先ほどは人間は理性ではなく感情の生き物だと言いましたが、その話と同じで正しいことをしたとしても相手が不快に思うことはあるということです。

もちろん正しいことをしたならばその行為自体に謝ることは必要はないですが、それと傷つけたことを謝らないことは別問題です。ですので相手を傷つけた時はそのことに対して謝った方が良いというのは少し気に留めておいた方が良いです。

 

謝りすぎないこと

自分に自信がなかったりすると、なんでも些細なことで謝ってしまいます。

そうしてしまうと謝る価値を下げてしまいます。

そして何より面倒臭いと思われてしまいます。なぜなら謝られるというのは、そのことについて罪悪感を持っていると公言しているようなものです。に関係がうまく行っていない時には謝られることが面倒臭いというケースは割とあります。

 

そしてそれが原因で距離が開いてしまったりということもあります。

要するに何事もほどほどに、ということです。

 

感謝すること

これはいろんなところで言われていることだと思いますが、いろんなことに感謝することです。

感謝すると相手はもっと良くしてあげたくなります。

そして感謝すると幸福度が上がるという研究もあります。どうしても腹の立ってしまう相手に感謝を持てる部分を探してみると案外仲が改善することもあります。

 

感謝しすぎないこと

先ほどとは逆に感謝しすぎないことも大事です。

別に心の中で感謝するのはいくらでも感謝して構いませんが、相手に感謝を伝えすぎると胡散臭い相手だなと思われるケースがあります。

 

復縁を狙っているような方だと良くあるのですが、感謝を伝えすぎると関係を戻したい下心があるから感謝なんてするんだと思い頑なになってしまうようなケースがあります。

 

病的なまでに感謝を表すのは注意が必要です。

 

肩書きにこだわらないこと

肩書きにこだわらないことも大切です。自分が上司だというような肩書き、お金持ちだというような肩書き、自分が親だというような肩書き、そういった肩書きは全て捨ててみてください。もちろん経験のある方の方が説得力を持たせられますがそれは本当に対等に接していますか?

例えば自分の親が、自分の方が経験があって何でも私の方が正しい、私の意見を全て受け入れるべき、といってきたとします。そうした時その方は対等に接しているでしょうか?

これは極端な例です。ただ肩書きを一度忘れて、説得力の持った話を考えてみるというのはとてもよい対等に接するための訓練になります。

試してみてください。

 

これを読むと人格力を必ず向上させられる本

禅マインド・ビギナーズマインド

この本は私の人格に対する考え方を大きく変えた本です。本当に人格に優れた人はこういう人なんだというような指標にもなった本です。

正直言葉では説明できません。

この人の裏表のない考え方、常識に囚われないものの見方、どんな相手にも対等に接する仕方、どれをとったとしてもすごい本です。

単純な話を何度も話すので回りくどく感じるかもしれませんが、一つ一つの言葉を完璧にこなすというような意識でいると良いと思います。

長い本なので、1日1章の気持ちで読んでみると良いと思います。

 

 

アドラー心理学を学ぶ4 勇気づけの方法

アドラー心理学をはじめて日本に伝えた人の本です。

十数年以上前の本にも関わらずいまだに名作だと根強い人気のある本です。

 

アドラー心理学の基本的な考え方を会話形式でわかりやすく書かれてあります。

私がアドラー心理学に初めて触れた本なのですが、とても衝撃を受けました。

内容がとても役に立つ4巻をあげました。この巻だけでも十分に役に立つと思います。