夏野陽向の日記

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感謝と謝罪のバランス(謝罪編)

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今回の記事は前回の記事の続きになります。

natunohinata.hatenablog.com

自分の気持ちを伝える時、謝罪を言わないように気を付ける

割とよくあるケースなのですが、自分に自信がない人の中には、自分の気持ちを伝える時、謝ってしまう人たちがいます。

お願いや自分の気持ちを伝えることにどうしても引け目を感じてしまう気持ちの現れだと思うのですが、こういったことをしてしまうと、相手との間に上下関係が生まれてしまいます。

一度、上下関係ができてしまうと元に戻すのは時間がかかります。上下関係が当たり前になってしまうと、普通に気持ちを伝えてもイラッとされてしまうからです。機嫌を伺いながら、ゆっくり対等に戻していく手間が必要になってきます。

そうした手間を避けるためにも自分の気持ちを言うときには謝らずただ本心を伝えてみてください。

 

謝罪も感謝と同じくらい大事

感謝だけ言って謝罪を言わない人がいます。いろいろな人を見ている感じ、礼儀正しい女性に多い感じがします。謝罪をすることで、蒸し返されて嫌な気持ちになるだろうと思っている人に多い気がします。

 

相手もさほど気にしていないだろうから謝らなくていいや、と軽く考えてしまう人もいるのですが、そういった些細なことを気にする人は多いです実際、私の鑑定でも何度かこういった心理の解説に関する依頼が来ています。

 

相手も気にしていないだろうな、とわかる状態であっても言葉だけでも軽く謝ってみてください。

それくらいの謝罪であれば蒸し返すことにもならず謝罪がよく作用します。

 

 

全力で謝るべき場面

逆に相手が怒っているという態度が明らかにわかる場合は、全力で謝ってみてください。本当に反省していると態度で見せていれば、相手の謝らせたい気持ちが少なくなります。

中途半端な謝罪は相手の怒りを大きくします。どれだけ重大なことをしたのかわかっていないという気持ちになるからです。怒りと言うのは、自分の気持ちを理解して欲しいという気持ちから生まれてきます。全力で謝罪することで、その怒りの気持ちを受け入れ、相手は気持ちを理解されたと言う感覚を持ちます。

 

相手が怒っている時に中途半端な謝罪をしてしまうケースはいろいろありますが、相手に下に見られてしまうからや、謝罪をすると責められる気がして怖いなどがあります。もちろん謝罪をしてしまうと一時的に上下関係が生まれるのですが、しっかりと素直に謝ると相手の方も後々謝罪をしやすくなります。

互いに弱みをだせる関係になると、良好な関係になってうまくいきやすいです。

 

中途半端な謝罪だと相手の怒りは、より大きくなります。ですのでこういったときは全力で謝ることを重視していくことが大事です。

 

相手が何を怒っているかを知る方法

何を怒っているのか相手が伝えてくれる場合はその部分について謝れば良いです。一番厄介なのが、何を怒っているのか教えてくれないケースです。

こういったときには冷静に聞いてみてください。一度では教えてくれなくてイラッとくるかもしれません。そういうときにも冷静さを忘れないでみてください。

「怒らせてしまってごめん。考えてみてもわからないから、理由を教えて欲しい」と優しく誠実に聞いてみてください。

 

それでうまくいかなければ、時間をおいてみてください。優しく誠実に聞いてうまくいかなければ、今すぐの解決は無理です。

相手は放っておいて欲しいと考えているか、何に怒っているのか自分でもわかっていないケースです。ゆっくり待ってみてください。

 

謝ることにこだわりすぎない

最後に、自分はどうしても謝りたいけど、相手が距離をとっているケースについて話します。こういったケースは復縁でよくあります。喧嘩別れして、その時のことを謝りたいと思っているケースです。

 

結論から言えばすぐに謝ることはお勧めしません。正直、こういったケースのほとんどのケースで、相手は謝罪なんてどうでも良いと思っています。怒りを理解してくれるとも思っていませんし、理解して欲しいとさえ思っていません。なので全く期待していません。むしろ復縁したいのではないかという下心さえ感じて不快に思ってしまいます。

復縁でなくても、相手が距離をとっているならまだ謝るタイミングではないです。謝るためには時と場合を考えなければいけません。

一度友達として信頼関係を築いて、謝罪を受け取ってもらえる信頼関係を作ることを大事にしていくべきです。

段階を踏む必要があります。

 

謝罪のルール

1 自分の気持ちを伝えるときには謝らない。

2 相手が気にしてなさそうでも謝るべき場面なら、軽く謝る。

3 相手が怒っていることが明らかな場合は、全力で謝る。

4 相手が怒っている理由を教えてくれない時は、優しく聞く、もし無理なら距離をとる。

5 相手が謝罪を望んでなさそうなら、まずは信頼関係を作る。