相手の心理、未来、アドバイスいろいろな結果が出ます
その中で何を重要視して行った方が良いのかについて説明します。
聞いていただければ当たり前ですが、意外と優先順位を忘れてしまう人がよくいます。
占い師は占って欲しいと言われたことを断ることが正直できません。ですのでここでの話を参考にしていってもらうと嬉しいです。
占いの結果の優先事項
アドバイス、未来、相手の心理、他の些細な事柄というような順番で重視していくと良いです。
もちろんうまくいく人たちはこの優先順位で聞いてくる人が多いからです。
優先順位の低いものを重視するのはなぜ悪いかについて話していきます。
些細な事柄
些細な事柄を重視するとまずい理由は、当たらないからです。
おそらく私だけではない(と個人的には思っています)ですが1日単位で当てたり、その時の状況を事細かに言い当てたり名前を言い当てたりというのは、的中率は高くありません。
最近アルカナのプロフィールにも掲載しましたが、その確率は30%くらいです。
言われた通りの状況で出会ったと言われたこともあります。ですが外れた報告の方が多いです。
他の占い師の方に対するレビューでも、言われた日に連絡が本当に来たと書かれている人がいらっしゃいますがそれはごくわずかです。
そんな驚くべき体験をしたならレビューを書きたくなるので、レビューをする確率が高くなります。ですのでそういったレビューが書かれてあったとしても、偶然も味方をしたと考えるべきです。
もちろん凄腕の方でいつも当てられる方がいらっしゃられるかもしれませんが、その方には教えを乞いたいです。
相手の心理
相手の心理を重視するとまずい理由は、相手の気持ちに振り回されてしまうからです。
当たり前ですが、気持ちだけが未来を決定するわけではありません。もちろん相手に恋愛的な感情があると進展はしやすいです。
ただ恋愛的な気持ちが互いにあっても進展しないケースというのは意外に多いです。
例をあげます。
仕事や友人関係のせいで恋愛関係に進むことのリスクが大きい。
相手と恋愛的な雰囲気になれないので、そういった話をするのが怖い。
プライドが高いので、相手に恋愛感情があることを知られたくない(この場合相手の恋愛感情を知ってしまうと逆にこじれます)
恋愛的には好きだけど、追いかけたいだけ。(追いかけられると恋愛的な気持ちがなくなってしまう)
こんなケースがあります。実際、恋愛感情が出ていて相思相愛でも実際に進める確率は50%くらいです。
正直気持ちを基準にするのは馬鹿げているとさえ言えます。
全く役に立たないかというとそこまでではありません。アドバイスの方針を理解する上で役に立ちます。
未来
次に重視するとまずいのは、未来です。
未来を知ることで結果が悪くなるケースというのも存在します。今はこんな失敗をしませんが、昔私は占い師としてこんな失敗をしました。
付き合っている人と喧嘩をした。仲直りできるのか? という占いでした。はじめはかなり彼と喧嘩したことを後悔していらしゃったのですが、占いの結果では仲直りできると出ていました。その結果を伝えると少し調子に乗り始めてしまいじゃあ彼から謝罪してくるのを待ちますね、というような話で占いが終わってしまいました。
はじめは後悔の気持ちを強く持っていたのに、その後は未来を知ったせいで後悔よりも彼に非を認めて欲しいという欲が出てきてしまいました。
もちろんそれで喧嘩はこじれ、うまくいかなくなってしまいました。
良い結果が出ることで、楽観的になり頑張らなくなる。そして悪い結果になる。逆に悪い結果がでて悲観的になり考えすぎて自暴自棄な行動をとってもっと悪い結果になる。
こんなことが昔はよく起こっていました。
もちろんこうしたことは全体の半分くらいです。
楽観的になって頑張らなくなったことが力を抜いて視野が広がりうまくいくケースもあります。逆に悲観的になったことで頑張ることができうまくいくケースもあります。
ですので未来だけを見るのもよくないです。
どういう風にしたら未来がどう変わるのかと言う仕組みを、知っておくことが大事です。
アドバイス
どういう風にしたら未来がどう変わるのかというのを知っておくことが大事です。
そして、それを知れるのがアドバイスです。
正直アドバイスまで知りたいならば、私の鑑定を受けていただいた方が良いと思います。他の占い師の方がしっかりとアドバイスされているかどうか正直私はよくわからないです。
私が占い師になったのは、よくわからないアドバイスをする占い師になりたくない。もっとよい占い師になろうという決意からなったくらいなので、適当に選ぶとアドバイスを重視しない占い師の方に出会うと思います。
そしてもう一つ知っておいて欲しいのは、「私がついでに付け加えるアドバイス」と「お金をいただいてしっかりとアドバイス」する場合は全く違うということです。
ついでにいうアドバイスは今までに出た結果からこれは言った方が良いな、くらいの気持ちでいうものです。
対して通常のアドバイスはしっかりと腰を据えて、これで未来がよくなると出てくるまで占い直しています。良い結果になるまで、アドバイスの些細な表現を変えながら占い直しています。
占いの優先順位
1 アドバイス
2 未来
3 相手の気持ち
4 些細なこと