はじめに
「駆け引きをしたくない」という人は結構いますが駆け引きは、本当にダメなものなのか、良い部分は何なのか、悪い部分は何なのか、そういったことたちについて見ていこうと思います。
駆け引きをして自分らしさは無くならないのか?
駆け引きをしてその人らしさは一時的になくなります。
それは事実です。
ただ本当のその人らしさというのはテクニックに慣れたあとに出てきます。
正直説明するのが難しいのですが、テクニックを使ったとしても使わなかったとしても変わらなかったモノそれがその人らしさだと思います。
少しわかりやすい例をあげます。
ある男性が清潔感が大事だとアドバイスされます。
ただ清潔感をよくして人に好かれたとしても本当の自分を好かれたわけではないんじゃないかとその男性は思い悩みます。
本当の自分をみてもらうために、その資格として清潔感というテクニックが必要なだけです。
別に清潔にしたところで、その人がその人であることは変わりません。
これは少し馬鹿馬鹿しい例ですが、もちろん女性もこういったことで思い悩む人がいます。
例えば「一度不満を言う前に相手のご機嫌をとることが大事」だとアドバイスされた方も同じように悩みます。
不満にしっかりと向き合ってくれないなら、彼は本当の私らしさを見てくれないんじゃないか、と思い悩みます。
先ほどと同じで自分らしさを見て欲しいならその資格を得るためにテクニックが必要です。この場合では、一度ご機嫌をとることです。
ご機嫌をとることだけではなく、一度距離をとるというようなテクニック(駆け引き)が必要になってくる例もあります。
駆け引きと自分らしさというのは、そもそも何か
自分らしさというのは自分の強みに近いと思います。
そして駆け引きというのは、自分の弱さを補強するために必要なテクニックです。
つまりは前回の話にも関わってくるわけです。→
そういったふうに割り切って考えると良いんじゃないでしょうか?
駆け引きをすると相手をコントロールしてしまう?
駆け引きをすると相手の行動をコントロールしてしまい、後で手痛いしっぺ返しが来るんじゃないかとビクビクされる方もいらっしゃると思います。
ただそれは考え方次第です。
重要なのは、駆け引きをコントロールするためにやるのではなく相手に対する思いやりの気持ちからテクニックを使うことです。
清潔感であれば、相手に対するマナーや思いやり。
ご機嫌をとるのであれば、相手を大切にしたい思い。
距離をとるのであれば、相手の気持ちが落ち着くのを待ってあげる優しさ。
そういった気持ちでいてみてください。