暗示について
今回は暗示によるテクニックを書かせていただきます。
暗示というと少しかっこいいですが、このテクニックは1回失敗すると2度と同じことには使えなくなります。ですので失敗しないように慎重にする必要があります。
このことについて注意しながら、説明していきたいと思います。
気をそらすことが必要ないケース
暗示はどうすればかかるのかというと、気をそらし(ペーシング)、そしてその後に暗示をする必要があります。
暗示の段階
① 気をそらす(ペーシング)。
② 暗示
実は気をそらすという段階は、相手がその暗示を受けたい時には必要がありません。
気をそらすという段階が必要のないケースとはどういったケースがあるか例をあげると、両思いのケースです。両思いだけど、恋愛的な雰囲気にならないという状態です。
暗示というのは、簡単にいうと「相手にして欲しい行動に近い言葉を伝えること」です。
この場合相手にして欲しい行動は、恋愛的な行動をして欲しいということです。今回の暗示ではそれに近いことを伝えます。つまりは恋愛的な話ですね。過去の恋愛について、好きなタイプについて、彼女いるのかどうか、そういった話をしてみてください。もちろん暗示なので、一番はじめは抵抗のないような小さな話題から選ぶようにしてみてください。
気をそらすことが必要なケース
気をそらすことが必要のない先ほどのようなケースはかなりレアです。両思いのパターンなどのかなり限られた場合になってしまいます。
ですのでそういった場合以外でもいつでも使える方法についても触れておきたいと思います。
例えば結婚をしたいけど、相手は結婚をしたいとは思っていない、というようなケースについて考えることとします。こういったとき気をそらすことが大事になってきます。
なぜ気をそらすことが必要なのかについては、少し考えるとわかります。こういった場合、一度その話をして断られているケースがほとんどです。ですので結婚の話をあなたがしてくることに相手の方は警戒しています。その気持ちをリセットする必要があるのです。
気をそらすこと
気をそらすのに一番簡単な方法は時間をおくことです。その話題に触れずに待つことです。そうすればこの話題のことは忘れて、気はそれます。
もちろん、これが一番確実で安全で効果的なのでお勧めしたいのですが、これは楽しい方法ではないので他の方法についても考えていきたいと思います。
他の方法として考えられるのは、他のことに集中している姿を見せることです。
例えば昇進のために資格取得をするだとか、趣味を楽しむだとか、友人付き合いの時間を増やすだとか、新しい活動に時間を使いそれを楽しんでいる状態を相手に見せてください。そうすると上の例であれば、結婚したい気持ちはそんなになかったのかな、と思い警戒心がゆるみます。
そして警戒心が緩んだ後に、未来どんな生活をしたいか話したり、それに関する話をします。これが暗示になります。またしばらく経った後は、結婚について考えたことある? と聞いてみたりしてみてください。そもそも結婚をしたくないと言われたり、拒否される様なことを言われたなら、もう一度警戒心をなくすことからやり直しましょう。今度は他の結婚に関する話題でリトライします(暗示で全て解決しようとするならの話です。他にも良い方法があるならそちらで解決した方が良いです)。
また他にも気をそらすやり方としては、他の話題に対して二人で盛り上がることがあります。上の話であれば、結婚以外の話題で二人で盛り上がることですね。そうすると彼は警戒心がなくなります。互いの共通の趣味の話などをしてみてください。共通の趣味がなければ作ってみてください。
共通の趣味でない場合でも、相手のことを深く知ると気をそらすことができます。例えば相手の過去の話など聞いてみたり、相手の興味を持っていることについて聞いてみると良いです。
暗示の限界
今まで暗示の話をしてきましたが、暗示は所詮テクニックなので限界があります。
というのも相手の方がどういった人でないと結婚しないと明確に決めている場合は、暗示ではどうにもなりません。その理想の相手にあなたがなっていくしかありません。
メンタルが安定していない人とは結婚しないなど、色々と結婚相手の条件を決めている人は多いです。絶対に譲れない部分はクリアしていないと暗示は作用していきません。ですのでそういった前提を確認してクリアした上で、最後の一押しとして使う分にはとても良いとおもいます。暗示は小手先のテクニックであることを忘れずに、使ってみてください。
暗示のルール
①気をそらす
1 時間をおく。
2 他のことに集中して楽しみ、その姿を見せる。
3 相手が興味を持っている他の話題で盛り上がる。
②暗示
4 して欲しい行動と関連する遠い話題を伝える。
5 徐々に近い話題にしていく。
6 暗示は小手先のテクニックでしかないことを忘れない。