身の回りにあるいろいろなものには波があります。
波というのは、よくなったり悪くなったりする周期のようなものです。
機嫌が悪くなった後、時間が経ったら機嫌が良くなる。
そういったことは誰しも経験があると思います。
そういった波について今回は話していきたいと思います。
そして最終的にはこの波を使えば、他の人を操ったりすることに利用できたりもします。このテクニックは少しグレーなので、あまり悪用はしないようにしてみてください。
波を理解する
気持ちには波がある。これは誰でも経験があると思います。
朝は機嫌が良かったけれど何もないのに夕方になると気分が落ち込む。
逆に身内に不幸があってかなり落ち込んでしまっても、数ヶ月も経つと少しずつ楽になり始める。
大きく気持ちに変化があっても、大抵の場合元の気持ちに戻ろうとします。
良い変化が起きているときにも大抵の場合は、すぐに良くなったりするわけではありません。良くなったり悪くなったりの波を繰り返しながら徐々に良くなっていきます。
悪い変化が起きている時も同じです。大抵の場合はすぐに悪くはならず、良くなったり悪くなったりしながら、だんだんと悪くなっていきます。
大抵のことは良くなったり悪くなったりしながら、変化していきます。
悪くなったり、よくなったりというのは大抵は一時的です。一つ一つの変化にとらわれず、今できることを全力でしていくことが大事になってきます。
少しの変化で一喜一憂してしまうと、今すべきことまで頭が回りません。
目に見えることは大抵一時的な変化です。それに惑わされず、今やるべきことに意識を集中する方が大事になってきます。
気持ちの波を利用するには?
相手に対して要求し続けてしまうと、相手がどんどん頑固になっていってしまう。そんな経験はありませんか?
例えば恋人に未来のことを真剣に考えて欲しいと伝え続けてしまう時などです。
はじめは話を逸らすくらいだったのに、そういった話を続けているうちに避けるようになってしまいます。
先ほどの気持ちの波についてでも触れましたが、急に気持ちを変化させようとすると気持ちは抵抗してしまいます。
ですのでこういった場合には、相手の気持ちの波を受け入れて対応するのが最善です。
一度話したら、しばらくはその話をせずに優しくしてみてください。それで抵抗が止みます。そして次に同じ頼みごとをするとうまくいきます。
もっと変わり種のケースではむしろ相手に気持ちの波を起こす解決法があります。
好きな相手に恋人がいる時、好きな相手の恋人をひたすら褒めます。本当に素晴らしい相手だから、不満に思うことなんて一つもないでしょ? と言います。そうすると好きな相手は恋人に対する愚痴を言い始めます。
これはあまりにも褒めてしまうせいで大きな気持ちの変化が起きてしまい、それに抵抗したくなる気持ちを利用するものです。
こういった風に相手の気持ちの波を受け入れたり、相手に望んでいることの反対の考えを強くいうことで相手を操ることができます。
相手に望んでいることの反対の考えを強くいうことは効果的ですが、悪い方に強く言ってしまうと失敗してしまうのでご注意ください。
こういったケースです。
相手に自分を好きだと思って欲しいときに、相手に私のこと嫌いでしょ? と言うとします。
こういった場合は、自信がなくて面倒臭いなと大抵思われてしまいます。
波を利用する時はネガティブな発言はしないように注意してみてください。
波を使うルール
1 結果のほとんどは一時的なもの、結果に一喜一憂しないように。
2 相手の気持ちを大きく変えたい時は、反動があると覚悟して、受け入れる。
3 ある人の悪口を引き出したい時は、ひたすらにその人のことを褒める。
有料記事(12月前半は無料)