夏野陽向の日記

占い師のブログです。他の占い師に比べて、占いの値段は高めです。

投資の本を読んで、人間関係のことを振り返った話。

はじめに

あまり占いを受けてくださる方には関係ないとは思いますが、先日投資に関する本を読みました。

その内容がとても良かったのでそれに関して思ったこと、人間関係に生かせることなどを書いていこうと思います。

 

どんな本か?

かなり投資家の中でも有名な人が書かれた本で、投資で儲けるための隠れた常識に対して書かれてあることです。

平均的な人の投資はもちろん利益を得ることができます。俗に言うところのインデックス投資での利益です。短い期間では上がり下がりがあるので変動がありますが、長期的にみるとほぼ確実に上がっていくことがわかっています。

 

ただ平均的な投資家にならずもっとよりよい利益を上げるためには? というのがこの本の主軸のテーマです。

 

普通の平均的な投資家は人気のある銘柄に投資します。ただそういった銘柄は、もちろん人気がある銘柄なのでみんなが買います。

そしてみんなと同じような利益しか得られません。

 

もちろんそれではダメだと言うのがこの話です。誰も気付いていないけれど、この銘柄が良さそうであれば買う。そういった掘り出し物を見つけることが大事だという話です。

みんなが良いと思っているものではなく、みんながよくないと思っているけれど本当は良いものを見つけることが大事、という話です。

 

そのためにその銘柄の本当の価値とみんなにつけられている値段とのズレを見ることも大事だとも書かれています。

 

他にも色々と書かれていますが、私が感銘を受けたのはこの部分でした。

 

将棋に応用した話

私はたまに将棋をやります。

あまり強くはないですが、何もやらない人よりは強いくらいの実力です。そしてその将棋の実力が停滞していました。

ある時、この投資のアイデアが将棋にも応用できることに気づきました。

 

私はそれまで、数学などが好きなので将棋には最善手を極めることが大事だと思っていました。ですので最善手を極めることが大事だと思い、ひたすら最善手について研究をしました。

 

ただ先ほどの投資の話を振り返ってみると、最善手は誰もが思いつく人気のある手です。もちろん相手もその最善手を予想してきます。ですので最善手を求めているだけでは相手の思惑通りの展開になってしまいます。

 

ですのでその投資の本を読んでから、あまり他の人が打たないけれどそこそこ良い手を積極的に打つようにしました。つまりは「掘り出し物」を見つけるように意識しました。

 

その後の勝率が10%ほど上がりました。あまりピンとこないかもしれませんが、私の中ではかなりすごいことでした。

 

人間関係にも応用できると言う話

よく考えてみると、この掘り出し物を探すと言う考え方を人間関係でも無意識にやっていたことに気づきました。

 

例えば誕生日プレゼントを渡す時、人気があるものを渡すと他の人とかぶってしまうかもしれない。なので自分しか渡さなくて、相手に喜んでもらえるようなものにしようと思ったり。掘り出し物を無意識に探していきました。

例えば占い師として活動している時、私は他の占い師とどういう部分が違うのか、そして良い部分がないのかを探ってそれを高めたりしました。

例えば相手との関係がマンネリに陥っている時に、今までやっていないけれど相手を喜ばせることは何だろうか考えたり。

 

そうした小さな部分で掘り出し物を考えていました。

 

他にも先ほど言ったように本当の価値を正しく見極めることの重要性もこの本で学びました。

他の人に人気だからと言ってその人に本当に価値があるわけではない、ということです。

 

日々の所感はこんなところです。

投資に興味がなかったり、投資に興味があっても何か儲かる方法を知りたい、と言うような人が読む本ではなくもっと投資を極めたいという人が読む本になります。

ですのでそんなにお勧めしませんが、興味がある人はぜひ。

リンクは貼っておきます。

 

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